意外と知らない！家での発泡スチロールの活躍

発泡スチロールの活躍の場は家電のダンボールの中やスーパーの食品売り場だけではありません。実は家庭菜園に取り入れる例も珍しくないのです。最近流行りの家庭菜園をマンションなどでやろうと思えば当然ながらベランダに鉢植えやプランターを設置する必要がありますよね。しかし、鉢植えは意外と高いもの。わざわざ買って始めるのも何だかな、と思った時に活躍するのが発泡スチロールなわけです。

冷凍食品などの入っていた発泡スチロールなら少しの加工で家庭菜園に利用することができます。さすがにそのまま土を入れて完成とまで気軽ではないものの、排水のための穴をあければ立派に鉢植えとして活躍してくれるでしょう。実際発泡スチロールを利用して家庭菜園をする方は少なくないです。ネットで画像検索をすると先達者の写真がいくつか見られますので、それを参考にするのもいいでしょう。

また、発泡スチロールは鉢植えとしてだけでなく、鉢底石としても活躍してくれます。鉢底石といえば鉢植えの底に敷く石のことで、これを敷くことによって通気性がよくなり、根腐れなどを防止する効果があります。鉢底石はそこまで効果ではないものの、代用できるなら越したことはないでしょう。発泡スチロールを細かく切り分けて、それを敷き詰めれば立派に鉢底石としての代わりを務めてくれます。鉢植えの代わりに使った発泡スチロールの蓋部分や排水のために切り抜いた部分を利用するとよさそうですね。そのまま敷き詰めてもいいのですがネットなどで包んでおくと取り出しやすいと思います。

ちなみに、発泡スチロールはスーパーや宅配業者から譲り受けることも。すべてのスーパーが対応してくれるとは限りませんがダンボールと同じようにスーパーからすれば処分してしまうだけの存在。そのため勇気を出して聞いてみれば、案外とすんなりくれたりします。冷凍食品などをネット通販で頼む機会がなく、ほとんど発泡スチロールが手に入らない方は、ぜひスーパーなどに聞いてみてください。言ってしまえば家庭菜園用の鉢植えを無料でもらっているようなものですからね。

それをズラッと並べるだけでも立派な庭が完成しますよ。しかも発泡スチロールは保湿性が高いというメリットも持った素材。今まで特に考えなしに捨てていた方も、これからは家庭菜園のために保存しておいてはどうでしょうか。既にプランターや鉢植えを用意している方でも鉢底石として活躍しますからね。とっておいて損はないと思います。