発泡スチロールをクーラーボックスかわりする際の注意点
発泡スチロールの特性は98%が空気であることから、軽く丈夫であり、優れた断熱性や緩衝性があるところです。
この点を活かしてクーラーボックスとして利用することが多く、キャンプやバーベキュー、花見などアウトドアシーンで役立ってくれます。
この時にいくつかの注意点を知っておくと、さらに利用しやすくなるので覚えておいてください。
アウトドアで発泡スチロールをクーラーボックスとして使う時に、気を付けたいのが保冷剤や氷の置き場所です。
冷気は上から下にいくので、上部に置いた方が効率が良くなりそうですが、フタを開け閉めするたびに外気に触れてしまい保冷剤が溶けやすくなってしまいます。
そうなると保冷効果が弱まるので、外気の影響を受けにくい中間や底に置くのが良く、傷みやすい食材は保冷材のすぐ上に置くようにすると安心です。
可能なら保冷剤をふたつ利用して、底にひとつ、食材を挟みその上にもうひとつ置くとより保冷効果が高まります。
また地面に直接発泡スチロールを置くと地熱の影響を受けてしまいますので、テーブルやベンチなどの上に、そして日陰に置くようにしてください。
そして開け閉めを少なくすること、これが大切な注意点になります。